【予備自補(一般)】招集教育訓練、持ち物編
招集教育訓練では何が必要なのか?
持ち物については任命式で配布される教育隊の出頭案内に記載されていますが、書かれている通りに準備すると金銭的な負担が大きいです。ここでは特に気になったものだけを紹介しますが、出頭準備をする際は必ず案内と照らし合わせて下さい。
書類編
・教育訓練招集命令書
出頭する駐屯地、日時が記載されている用紙。出頭日の数週間前までに地本より郵送されてくる。
・予備自衛官補手帳
訓練の記録や予備自補の規約等が書かれている。上記の二つは忘れると最悪、訓練を受けられないので必ず持参すること。
衣類編
・訓練用Tシャツ 迷彩服の下に着用するTシャツ。
迷彩もしくはOD色(オリーブドラブ)の指定があり駐屯地内のコンビニでも迷彩柄を購入できますが、一着1,000円程度します。
また、当日朝に着隊する際は買っている暇などありませんので、絶対に事前準備をしておいた方が良いです。
そこで私が準備したのはオリジナルTシャツを作る際に業者が用いる、無地Tシャツです。ブランドはglimmer (グリマー)と言い、カラー展開は50色あり迷彩はありませんが、OD色となるアーミーグリーンがあります。素材はポリエステルの速乾仕様なので、真夏の訓練も快適に過ごせます。
さらに価格も安く現在は1枚、347円で購入できます。
・体育訓練用Tシャツ
無地のTシャツが推奨されおり、ワンポイント程度なら可とされています。男性はホワイト、女性はブラックカラーを用意します。こちらも同じく、グリマー商品の購入をおすすめします。最初はアルペンなどで探しましたがどうも下着っぽいシャツか、ブランドロゴが入ったやけに高価な品物しかありませんでした。しかし、50色展開を誇るグリマーなら必要なカラーを格安で購入できます。ジャージ上下
食事や入浴での服装は、上が迷彩戦闘服、下がジャージのいわゆるジャー戦に着替えます。駐屯地にもよりますが就寝前の点呼はジャージ上下となります。私は高校の体育ジャージしかないので買いに行きましたが、夏真っ盛りでしたので店頭在庫には高額商品しかなく、何とかアウトレットで安い商品を探しました。ジャージ関係は種類の豊富な秋冬に事前購入をオススメします。
・運動靴、体育館シューズ
こちらも所持している物で大丈夫です。案内書の諸注意に、シューズは原色カラーや華美なものはNGと記載されていますが実際には咎められることはありませんでした。ピンクのシューズを持参していた班員もいましたが、特に注意はありませんでした。そもそもランニングシューズなどは派手な商品も多いのであまり気にしなくても大丈夫です。
・洗濯ネット
これには大きく名前を記入しましょう。予備自補が使える洗濯機は限られており、大体は数人とシェアして使用します。洗い上がりに誰の洗濯物か一目で分かるように記名しておきましょう。
・腕時計
安い商品でもデジタルに、24時間表示そして、防水の製品が良いです。時刻の指示は全て、自衛隊式の言い方で伝えられます。例えば、午後10:00は24時間制だと20:00ですので、「フタフタマルマル」と伝達されます。腕時計にそのまま表示されていれば何も考えることもなく時刻を確認できます。
・ハンガー
個人ロッカー内にも数本完備されていますが、圧倒的に数が足りません。洗濯物を干す際にも使用しますので別途、5本ぐらいは持参して下さい。
・洗濯ばさみ付きのハンガー
洗濯ばさみが沢山付いた四角形のハンガーです。靴下、手袋、ハンカチ等々細かい洗濯物が多いのでこれがあれば便利です。無印良品の商品は小さく、持ち運びも楽々。
・ストッキング
一部を除き女性が主に使用しますが、半長靴の靴磨きにとても便利です。これで磨くと一瞬でピカピカに!もったいないので使用済がいいですが、手に入らない場合は100均で購入できます。
過程が進むにつれ、自衛隊ならではの物品が必要になります。主に駐屯地のコンビニで購入できますが、やはり価格は高め。自作したり、ホームセンターで買える物もありますので、新たな持参品が登場した際に紹介します。
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