【予備自補(一般)】筆記、作文編

高校入試の試験をどこまで記憶できているかが重要

筆記試験の教科は、一般曹候補生の試験よりも多く国語、数学、理科、社会、英語の5教科あります。それぞれの設問は3~4問と少ないですが出題範囲が広いので一から勉強するのは現実的ではありません。試験レベルは高校入試程度ですので、大学生であれば余裕かと思います。

試験はマークシート方式なので取り合えず、答えを埋めることはできますがそれでは合格は厳しいです。理科は化学と地学、社会は歴史と地理が出題されますので、高校受験の記憶が残っていれば回答できます。実際の問題もそこまで難しいものではないので、暗記系の勉強はサラッと見返すしか方法はないと思います。

作文は何度か練習すれば確実に書ける

作文の出題テーマは例年、自衛隊に関係する内容が多く今年は、「自分の経験したことを自衛隊でどのように生かすか」といったテーマでした。因みに私は、このテーマを次のような構成で書きました。

①長年、ボーイスカウト活動をしており、指導者として子供達と接していること。

②ボーイスカウトは集団生活や野外技能などを研鑽している。

③この二つに関しては他の予備自衛官補より長けている。

④仲間をその部分でサポートすることが出来る。

⑤仲間をまず助けなければ、組織の力で国民を守り助けることは出来ない。

同じテーマが出題されることはほぼありませんので、その場で一から考える必要があります。過去問から一通り、テーマを自分で書き、試験の際に想定される内容の答えを持っていればどんなテーマでも対応することができます。

最初になぜ、予備自衛官になろうと思ったのかを完璧に書き、自分が予備自で生かせる特技などを洗いだし、それから過去のテーマを練習すれば大丈夫です。

作文試験が終わり、隣席の回答用紙が見えましたが、数行しか書かれていませんでした。合格者にその方の番号が無かったので、作文を数行しか書けないのは合格しないと確信しました。作文は8割を埋めるように心掛けて下さい。

まとめ

・筆記試験は高校入試レベルの記憶があれば、及第点はとれる。勉強しようにも出題範囲が広すぎるので無理ゲー。

・作文は8割を埋めることを心がける。文中で言い方を変えたり、実際のエピソードなどを織り混ぜるのも一つのテクニック。

 

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