【予備自補(一般)】適正検査編

12時までマイクロバスにて待機後、筆記試験会場でお昼を食べました。昼食は持参した方がいいと聞いていましたが、実際には駐屯地内のコンビニで買っても大丈夫とのこと。試験会場からは少し遠いので、持参の案内があったのだと思います。

13時から筆記の予定でしたが、他会場の面接が長引いていたので開始は30分近く押してしまいました。しばらくして全員が集合し、最初に試験の注意事項が説明されます。お世話になっている広報官以外の方も試験官として来られていましたが、陸自以外にも海空と各自衛隊の制服を着た方がおられ、地域によって担当する隊員の所属が異なると知りました。

適正検査はⅠとⅡに分けられ、Ⅰは筆記や計算問題。Ⅱは各文を読み、自分に当てはまると思えばハイ、異なると思えばイイエと選択する問題、いわゆる心理テストを行います。

適正検査Ⅰ(筆記、計算問題)編

筆記、計算の適正試験は問題文を読み、示された4つの回答から正解を選択し、回答用紙に答えの番号を記入します。出題された問いは一ツ橋書店が出版した、「自衛隊 予備自衛官補 採用試験」で勉強した内容そのままでした。この参考書は表紙が迷彩なのでとても目立ちます。

今回の出題内容は計算、空間図形、文章構成、照合がありました。

計算は4-16-12+18-9といった内容や、分数の計算です。

空間図形は展開図を組み立てると、どの様な図形になるかを選択します。

文章構成は6つの言葉を並び替え、意味の通る文章にする過程で不要な言葉を選択します。例えば、①すっかり②多くの鳥で③この地も④澄みきっていた⑤変わった⑥川の水が、という問題があり不要な②番を選択する問題です。

照合は左右の文字を比較し、異なっている文字の数を回答する問題です。例えば、「SNLGYSTI」と、「SMLGSTYI」の二つを見比べ、異なる箇所はいくつあるかを答えます。この問いは20問あり設問の最後にありました。配点としては一番多いので確実に押さえておくべき問いです。

この手の検査は落ち着いて回答すれば得点できるテストですので、最初に一通り全ての問題を確認し、確実に点数が取れる照合から取り掛かり、苦手な問題に時間をかけ1点1点を拾っていく方法が良いと思います。また、決まりきった問題しか出されないので、不安な人は参考書で勉強することが必要です。

適正検査Ⅱ(心理テスト)

このテストも一度は参考書で練習し、感覚をつかむことをオススメします。基本的にはイイエと回答しますが、中にはハイと答える引っ掛け問題があります。

例えば、「いつも人に見られているような気がする」をイイエと回答しますが、「今まで他人の悪口を言ったことがある」は、ハイと回答します。正直に答えれば間違うことはありませんが中には、どちらが良いのか迷う問題もあります。 運転免許取得の試験でも似たような問題がありましたので、経験した人も多いかと思います。

まとめ

・参考書で出題問題の傾向を把握しておけばテスト中に慌てない。

・心理テストは正直に答えることが重要だが、時には問題文に合わせた回答が必 要。

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