【登山】北アルプス 剣岳 早月尾根1日目

北アルプスを代表する剣岳に登山をしてきました。今回は番場島から、早月尾根ルートを選択しました。番場島へは通常、自家用車かタクシーで向かいますが、室堂まで抜ける計画では高額な運賃を支払うタクシーしかありません。その運賃をケチりたいが為、最寄り駅から走り+歩きで向かいました。

8月4日、1日目 自宅から中滑川駅へ

富山地方鉄道へ乗り換えるため、富山駅へ。終電の乗客がまばらな電車で中滑川駅へ。番場島へのルートでメジャーな最寄り駅は上市駅が挙げられますが、今回は中滑川駅スタートにしました。初日の行程が早月小屋なので上市駅到着後に走り始めると、小屋への到着が早すぎるといった理由からです。また、中滑川駅の最寄りにはマンガ喫茶があるので、夜明けまで待機がしやすいという利点もあります。

平地をランするにはUL系のザックにトレランシューズと相場は決まっていますが、登山の目的は、①初登頂の剣岳を楽しむ②装備のチェック③ルートの下見を兼ねているので、登山靴持参で平地はトレランシューズで走ることにしました。途中にツエルト泊を予定しているので、その他の装備+水2Lを合わせて16㎏を背負っての登山となります。

出発時のザック総重量

ザックはグレゴリーのバルトロ。ヘルメットを入れられる大容量の外ポケットがあるのでとても重宝しました。また、肩パッドも適度な厚さがあるので、全行程で肩の違和感はありませんでした。腰ベルトの両サイドにはポケットがあり、行動食などを入れられますが、容量が微妙でカロリーメイトを2パック入れるだけでパンパンになります。サイドに色々入れたい私にはウィークポイントです。

装備チェックの一つとして、内部の防水ライナーをマラソン大会で配られる大型の荷物袋にした点があります。早月尾根で雷鳴轟く豪雨に見舞われましたが、中への浸水は一切ありませんでした。捨てる袋の再利用ができ、軽く、何よりも透明で荷物が見やすいことがこのライナーの良いところです。また、早月小屋では居室が畳なので、濡れたザックの持ち込みは禁止でした。荷物整理でこのライナーを部屋に持ち込めたのは良かったです。バルトロは前方をガバッと開くことができ、下の荷物が取り出しやすい構造になっていますが、ライナー使用だとこの機能の意味はないので、行動中の装備取り出しには注意が必要です。

8月4日、23時に中滑川駅到着。そこから1キロ離れたマンガ喫茶、「ジェイポケット」へ。漫喫の近くにはローソンや、北陸のソウルフード8番らーめんがあります。8番は深夜2時まで営業しています。

こちらが宿泊をしたマンガ喫茶のジェイポケットです。ここはサイトによると終日24時間営業となっていますが、実際には平日のみ深夜2時で閉店してしまうそうです。オールタイム営業は、金土日の週末のみで日曜入店の場合は翌朝まで滞在可能でした。

貼られていた注意書き

この店舗は全国チェーンのマンガ喫茶ではないので、店内はお世辞にも清潔ではないです。今回はソファーブースを利用しましたが、ソファーの合皮が劣化しており座ると素肌にその剥がれた合皮が張り付いてきます。また、非常にタバコ臭いので、利用する人を選ぶ漫喫でした。

こうして明け方3時まで、ウトウトしかできないまま店内で過ごしました。

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