【登山】北アルプス 剣岳 2日目③ 早月小屋

8月5日、2日目  早月小屋宿泊

ここ早月小屋は基本的に、事前の宿泊予約が必要です。番場島の登山口にも予約の注意喚起看板があります。今回はお盆前の平日とあって、飛び込みでの宿泊はOKでした。宿泊者に聞いたところ、全体で5名の宿泊予定がこの雷雨の影響で30名ぐらいに宿泊者が増えたそうです。携帯電話の電波は、自身のドコモ回線は通信することができました。

早月尾根は急登の連続ですが、旧避難小屋跡地とこの早月小屋のある場所だけが広い平地となっています。小屋が見えるまで、本当にこの尾根に建物などあるのか不思議に思うほど、長い登りでした。

早月小屋にはテン場、トイレ、ベンチ、ゴミ箱が設置されています。テン場は山と高原地図によると、5~10張と記載がありますが実際には、それ以上のスペースがあります。トイレの大便器は蓋付きの汲み取り式。ゴミ箱は、小屋購入のアルコール類の缶のみ、捨てることが出来ます。

屋外のトイレ
ゴミ箱

玄関を入って右手に乾燥室があります。宿泊料金は2食付きで10,800円。テントは700円です。ここにも山バッチは売られているので、収集している方は忘れずに購入しましょう。

売店は朝4時30分から午後6時までの営業です。水の確保は、小屋での購入のみとなっており、2ℓで1,000円です。ペットボトルのごみは、カウンターの足元にポリバケツがありますので、そこに捨てられます。

食料関係はカップ麺系のみ販売されています。

1階は食堂、談話室、トイレがあります。2階は居室となり、それぞれ大部屋と個室があります。廊下にはマンガや書籍が沢山ありますので、停滞時も暇になりません。部屋が畳なので、濡れた荷物はブルーシートの上へ。

食事は入れ替え制となっており、受付時に札をもらい指定された時間にご飯を食べます。お米、味噌汁、お茶はセルフサービスで自由におかわりできます。おかずも種類が豊富で、山の上では十分すぎるぐらいのメニューでした。食器は湯呑を除いて使い捨て容器となっており、今までの食器と変更になっています。

消灯は夜8時、起床は朝4時です。電灯は時間になると自動でON、OFFになります。 この日は布団以上のスペースを使うことができました。

小屋が見えるまでが長い早月尾根

馬場島から早月小屋まで距離5.4㎞、標高差1,440mあり小屋に到着するまでがとても長く感じました。他の山であれば登頂している長さなのでまだかまだかと、我慢の登山でした。途中での雷雨、そして単独ということもあり不安な初日でしたが、トラブルなく初日の行程を終えることができました。

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