【予備自補(一般)】予備自衛官補に合格

 令和最初の採用試験

予備自衛官補の試験に合格し、これから予備自補としての訓練がスタートします。主夫として家庭がある私にはこの予備自衛官は願ってもない制度でした。

(令和2年度より某、アウトドアメーカーへ就職しましたので、これからはサラリーマンとして予備自衛官補を両立していきます。)

年齢も30を超えているので、試験のチャンスもそう多くはありません。1発合格を目指し準備をし、合格することができました。実際に受験することで試験内容や当日の雰囲気など、気になる部分が多くありました。そこで、私が実際に体験したことを準備から当日の試験内容、受験するに至った経緯などを記していきます

試験当日、広報官の車で最寄りの駐屯地へ

朝は6:30に広報官の方が車で迎えにきてくれました。受験地や担当の地方協力本部により方針は異なりますが、私の場合は送迎付きの受験となりました。駐屯地に到着するとまずは受付をします。その際見えた名簿に受験者全員の生年月日が書かれていましたが、私を含め2人以外は全員平成生まれでした。私の県は男性約30名、女性が4名の受験者です。受験者の服装は一様にスーツ姿でしたが、そのスーツを着崩している方が数人。私服の人もフォーマルな私服ではなく、首元ダルダルなトレーナー姿の方も数人。この時点で社会のマナーがない方も受験してると実感しました。全員が集合したのち、医務室がある棟で身体検査をします。

試験の順番は人により異なりますが私の場合は午前中に身体検査と面接、午後に適正検査、筆記試験、作文を行いました。試験は午後4時過ぎまで行われ、丸一日費やしました。

4月は寒く、薄着での待機は辛い

受験番号順に廊下の長椅子に座り、着替えをします。その際に指定のあった短パンに履き替えるのですが、持っていない受験者が大多数。案内に書いてある持ち物ぐらい準備しておきましょう。短パンがない方は肌着にスーツパンツのままで検査をします。私は持参をしていましたので履き替えましたが、これがとても寒く大変でした。待ち時間も多く、廊下も室内も暖房が入っていませんでしたので凍えました。身体検査用にブランケットを持参することをオススメします。

医務棟はワンフロアに全ての検査項目の部屋がありましたので、時計周りに検査を受けました。身体検査の内容は以下の通り。

①歯科検診②レントゲン③色覚検査 ④視力検査

⑤検尿 ⑥視力検査 ⑦血圧 ⑧視力

⑨身長・体重 ⑩聴力⑪問診 ⑫体操・バランス・関節

受験案内にあった血液検査は行われませんでした。 ③の色覚検査は、数字が背景と異なる色分けで表示されており、その数字を読み上げる検査。視力検査で用いられる記号が色分けされており、左右どちらに向いているかを答える検査でした。

⑤の検尿は提出書類の中に同意書があり、拒否することも出来ると書いてありました。しかし、当然ながら拒否すれば不合格になります。検尿で違法薬物の検査もすると書かれていましたので、合格したいのなら同意するところです。

⑦の血圧では、薄着での寒さと緊張で数値が高めに表示され、測り直すハプニングがありました。検査そしていた看護官の方から、「朝にランニングしましたか?」と聞かれるほどでした。

⑫の体操、バランスでは数人が下着一枚となり、検査官の前で示される動きを同時に行う検査でした。関節の動きや、片足になって静止してバランスがとれるかを見られました。最後に一人づづ前に出て、皮膚の状態を見られます。アトピーや引っ搔き傷、火傷の跡を中心に観察され、特記事項があれば問診票に皮膚の異常が記載されます。同時に刺青やタトゥーがないかのチェックもされました。男性は腰骨辺りの下着を少しめくられ、入念に調べられます。

検査が一通り終わると各自、面接会場へ移動しますが玄関には同じような革靴が多くあり、私は靴を間違えて履かれてしまいました。皆、同じ様な靴ですので脱ぐときに目印を置いておけば便利です。次は面接について書いていきます。

まとめ

・試験にはスーツで臨む。リクルートスーツでなくても大丈夫。スーツであれ ば良い。

・身体検査中は寒いので、ブランケットや羽織るものがあればベスト。

・革靴の履き間違い防止に目印が必要。

  

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